○ 新豊橋 別頁
○ 隅田川テラス(新豊橋〜豊島橋)
新豊橋から豊島橋まで、隅田川下流は両岸ともテラスが整備されています。防潮堤モニュメントのある右岸を行きます。
<天狗の鼻> 隅田川左岸からの光景
荒川放水路開削にあたり、隅田川の流路は変更されており、昔の天狗の鼻ほどは湾曲はしていません。
隅田川の旧流路が北区と足立区の区境となっています。
かつて「阿弥陀の渡し」がありました(こちらで記載)。
○隅田川旧防潮堤 北区豊島5-6-1
隅田川旧防潮堤のモニュメントがあります。
(説明板)
「隅田川旧防潮堤
隅田川の下流部一帯は海抜ゼロメートル以下の地域が広がっています。このため東京都では、高潮や洪水の対策として昭和三十二年から隅田川のコンクリート防潮堤建設に着手し、昭和五十年に概成しました。高潮や洪水に対する危険は大幅に減少しましたが、隅田川とまちは分断されてしまい、河川から都民を遠ざける結果を招いてしまいました。
現在は、高潮や洪水に対し、より安全性が高く、都民が河川と親しめる潤いのある、水辺環境に配慮した堤防へと造りかえています。
新しい隅田川堤防の整備にあたり、これまで幾多の台風、洪水から地域を守ってきた直立した防潮堤を後世に伝えるため、その一部を保存するものです。」
平成十九年三月 東京都建設局」
鴨が泳いでいました。
○東豊島公園ワンド(湾処) 北区豊島5-5-15
隅田川テラスが東豊島公園の一部となっており、ワンド(湾処)があります。
(説明板)
「東豊島公園のワンドについて
この水辺は、隅田川水辺の自然環境の回復を願って北区が整備したものです。また、荒川・隅田川の水辺全体の中で生きものが移動し生きていくための、大きな自然のネットワークの一部になっています。
岸辺に沿って入江状になった水辺を一般的にはワンド(湾処)と呼んでいます。このワンドは、潮の影響を受けた隅田川の水位が日々変化することによって形成された干潟を特徴としています。干潟には、フトイ、ヒメガマ、ヨシ、オギなど水辺に適した植物が繁茂します。また、クロベンケイガニ、ゴカイなど多くの生き物が生息します。これらの植物、底生生物を求めコガモ、イソシギ、コサギなどの水鳥もやってきます。
ワンドに立入らないで下さい!
このワンドは、隅田川の水が出入りするようにつくられています。このため、大潮の時には水位が約70cm上がることがあります。
また、隅田川の水位が下がった時にも少し水がたまるようにできています。この部分には泥が厚くたまっています。
そのため、ワンドの中は大変危険です。立ち入らないで下さい。
ワンドで危険な行為や、異常を発見した場合には下記に連絡して下さい。
北区役所 まちづくり部道路公園課 公園河川係(電話番号省略)」
○北区豊島船着場 北区豊島5-5-15
北区が整備した防災船着場です。
<河川水面清掃船>
東京都建設局の河川水面清掃船「建河清第3号」を見ることができました。
○豊島橋 北区豊島4・豊島5丁目〜足立区宮城2丁目
豊島橋の補修工事が2023年1月に完了し、綺麗になりました。