【台東区千束・入谷】
○ 一葉桜・光月通り
○ 太郎稲荷神社(太郎稲荷大神)
○ 浅草反甫の奇怪
【台東区東上野】
○ 西町太郎稲荷神社
【江東区】
○ 太郎稲荷神社(江東天祖神社)
○ 太郎稲荷(大島稲荷神社)
西町太郎稲荷神社は、筑後柳川藩立花左近将監の母堂みほ姫の守り本尊として、立花藩上屋敷(当地)に建立されました。
柳川藩は下谷御徒町に上屋敷、浅草鳥越に中屋敷、浅草末に下屋敷を持っていました。
下屋敷跡(旧光月町)にも太郎稲荷があります。
<太郎稲荷の由来>
金ピカに輝く説明板です。
(説明板)
「太郎稲荷の由来
当町は、江戸時代の万冶年間、九州筑後柳川藩十一万九千六百石の太守立花左近将監が江戸上屋敷として設けた跡地であって、当太郎稲荷は、立花左近将監の母堂みほ姫の守り本尊として同邸内の現在地に建立されたものです。諸々の祈願事を叶え給い、特に商売繁昌に御利益あらたかな処から江戸明治大正時代を通じて広くその名が知られ、多くの善男善女に厚く信仰されて来ております。現在も町内有志集って由緒ある当祠の維持運営に務め初午祭などが盛大に行われております。
台東区東上野一丁目会建之
町会長 木村金吾
昭和五十九年三月十一日初午祭」
<手水鉢/改築・改修銘板>
<拝殿>
「江戸切絵図」
江戸切絵図からの抜粋です。
「立花左近将監」と隣に「佐竹次郎」とあります。
忍川が「不忍池」から「三橋」を抜けて立花左近将監の屋敷堀を巡り「三味線堀」に至っています。
「三味線堀」から鳥越川となり、隅田川に注いでいました。