○ 石橋供養塔道標(源永寺) 別頁
○ 台阿弥陀堂
○ 鹿浜の庚申塔道標
○ 鹿浜の橋供養塔
鳩ヶ谷街道沿に台阿弥陀堂があります。覆屋に庚申塔二基と正観音立像道標があります。
(説明板)
「川口市指定有形文化財 地蔵庚申
川口市南鳩ヶ谷二−八−三 台阿弥陀堂
昭和五十八年四月一日 指定
(庚申塔の説明・省略)
これは寛文四年(一六六四)に建てられた地蔵尊の庚申塔で、数ある市内の庚申塔の中でも最も古いものです。下部に三猿(見ざる、言わざる、聞かざる)があり、小型ながら地蔵庚申の形態をよく示しています。
「平柳同行十人」とあり、平柳の人々が共同で建てたことがわかる貴重な文化財です。
平成八年二月 川口市教育委員会」
<庚申塔>
享保11(1726)年銘の庚申塔です。
<地蔵庚申塔> 川口市文化財
寛文4(1664)年銘の地蔵菩薩像と三猿が彫られた庚申塔です。
平柳領の村々の10名によって建立されました。
<正観音立像道標>
寛文12(1672)年銘の正観音立像道標です。六阿弥陀道も示しています。
塔身と台石の石材が異なっています。塔身の紀年と一緒なら常光寺の六阿弥陀道標より古いものとなります。
(台石)
「東 そう加道
南 六あミ多"道
西 か王ぐち道
北 者とかや道」
鹿浜の駐車場の一角に、覆屋があり庚申塔が二基あります。ひとつは六阿弥陀道を示す庚申塔道標です。
<庚申塔>
左は宝暦12(1762)年銘の庚申塔です。
<庚申塔道標>
右は造立年不明の庚申塔道標です。
駒型で青面金剛像なので、江戸中・後期の建立。
(正面)青面金剛立像
(左側面)「これより 六あミだ道」
鹿浜四丁目交差点の角にあるマクドナルド前に、覆屋があり石碑が二基あります。
<地蔵菩薩橋供養塔>
左は享保19(1734)年銘の地蔵菩薩像の橋供養塔です。
<橋供養塔道標>
右は享保19(1734)年銘の青面金剛像の橋供養塔です。六阿弥陀道の道標を兼ねています。
(正面)青面金剛立像
(左下隅)「六あみ多みち」
(左側面)「武州渕江東叡山領鹿浜邑講中建」
(右側面)「奉造立青面金剛庚申橋供養尊」