Discover 江戸旧蹟を歩く
 
 瑞応寺(千葉氏菩提寺)


○瑞応寺 足立区扇1-5-37

 瑞応寺は、武蔵千葉氏の菩提寺として明応7(1498)年に創建されたといわれ、
 観音堂には武蔵千葉氏ゆかりの寺紋「月星の紋」がつけられています。
 アーティスティックなお寺です。

<参道>

 参道入口には、赤く塗られた金剛力士像が立っています。

     
 

<寺号標/象>

 横向きの寺号標と、象がこちらを見ています。
 象は枯山水の上を歩いています。

    
 

<塚碑>

  
 

<札所碑>

 荒綾八十八ヶ所霊場七十四番札所です。

  
 

<瑞応寺(説明板)>

(説明板)
「瑞応寺
 当寺は真言宗で阿修羅山観音院瑞応寺と称する。
 本尊は聖観世音菩薩、別名を「夕顔観音」という。
 中世に下総国や武蔵国に勢力のあった千葉市一族ゆかりの古寺といわれ、寺紋は「月星の紋」である。
 当寺には中世の石造塔婆が十三基ある。特に文和二年(一三五三)銘・年不詳の下総型板碑(連碑)二基は珍しく、足立本区でも貴重な遺物である。他の板碑とともに足立区登録有形文化財(歴史資料)になっている。
 また境内には、寛永十三年(一六三六)の紀年銘を刻む五輪塔、天和二年(一六八二)の紀年銘のある傘塔婆、その他古い供養塔や地蔵菩薩像、観音菩薩像等の石造物がある。
  平成二十七年三月  足立区教育委員会」

  
 

<普門品供養塔>

 文化7(1810)年銘の普門品供養塔です。
 「奉供養普門品塔 講中」とあります。

  
 

<獅子>

 カラフルな獅子が並んでいます。

  
 

<手水舎>

 手水舎にはカエルがいます。
 水道の蛇口には、カエルと雀がいます。

     
 

<六道しるべ>

 建仁元(1201)年銘の亡くなった後「六道輪廻」の道を歩む人々の「六道しるべ」です。

   
 

<慈母観世音菩薩>

 参道の突き当りに「慈母観世音菩薩」。アイシャドーをいれています。
 台座には象がいます。

   
 

<蓮池とイルカ>

 蓮池の前には三頭のイルカショーです。

  
 

<夕顔姫の井戸>

 夕顔姫は、千葉常胤の娘です。

   
 

<地蔵さん縁起>

 覆屋に四基の石造物があります。右手の壁に「地蔵さん縁起」が掲示されています。
 左から二基目が天和2(1682)年銘の「笠塔婆」で、虚空蔵菩薩の浮彫りの下に「十三仏供養」と刻まれています。
 三基目はガラスで覆われた溶けて原型をとどめていない塩地蔵です。
 一番右にも塩地蔵がおられます。塩は器に入れられています。

    
 

<舟>

  
 

<本堂/ゴジラ>

 本堂の扉には、寺紋「月星の紋」があります。カエルに見えてしまいます。
 本堂の前には、カラフルなゴジラがいます。

     


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