平日(月〜金)の開館で、入館料無料です。
【館内】
コレクションが多く展示されています。
【館外】
<伝アインシュタイン・エレベーターの昇降装置>
アインシュタインは、大正11(1922)年11月17日から12月29日まで日本に滞在し数多くの講演を行いました。
東京帝国大学では計6回の特別講義が開催され、講義の場と控室となった理科大学本館は、大正12(1923)年9月の関東大震災により崩壊しました。
震災後に建てられた理学部旧1号館のエレベーターにアインシュタインは乗ることはなかったはずですが、
理由は定かではないそうですが「アインシュタイン・エレベーター」と伝えられてきました。
(説明板)
「伝アインシュタイン・エレベーターの昇降装置(1926年3月竣工)
アルベルト・アインシュタインが乗ったとされる理学部旧一号館のエレベーターの昇降装置。理学部旧一号館の着工はアインシュタイン来日(1922年)よりも後のことであり、この昇降機が「アインシュタイン・エレベーター」と伝えられてきた理由はさだかではない。一般相対性理論の基本となる等価原理はエレベーターの思考実験から着想されており、これがアインシュタイン来日の記憶と結びついて象徴化されたものかもしれない。エレベーター・カンパニー日本支社(現・日本オーチス・エレベータ)によるギヤ駆動のエレベーターである。電動モーターがギヤの減速装置を駆動し、この滑車にワイヤーを巻き取ってカゴを昇降させていた。カゴ本体は、JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」に常設展示されている。」