Discover 江戸旧蹟を歩く
 
 足立市場

  ○ 足立市場
  ○ 魚河岸食堂
    ・たけうち
    ・市場めし とくだ屋
  ○ 千潮金刀比羅宮


足立市場 足立区千住橋戸町50 HP

 この地は、かつて「千住のやっちゃ場」として賑わい、
 足立市場は、青果市場として始まり、昭和17(1942)年に東京都が現在地を買収、施設の整備を開始し、
 魚市場を加えて昭和20(1945)年2月11日に総合市場として開設されました。
 昭和54(1979)年に青果部門は北足立市場に移転し、現在は水産市場のみとなっています。

    
 

「足立市場場内MAP」

    
 

<かつてのプラットホーム>

 足立市場の細長い建物(鮮魚卸売り場本館)には、
 足立市場への貨物専用引込線だった国鉄足立市場線のプラットホームが残っています。

(参考)「足立市場専用線跡

   
 

<足洗場>

 トイレに、手洗場の他に、足洗場があります。
 コロナ対策でしょうかね。

 「足洗場の水には消毒液が入っています。
  足洗以外の用途には使用しないでください。東京都」

    


魚河岸食堂】

 足立市場入口から入ってすぐ右手に魚河岸食堂があります。

   

食堂は、奥から順に以下並んでいます。

○たけうち
 下記記載。

○とくだ屋
 下記記載。

   
 

○しいはし食堂

   
 

○かどのめし屋

   
 

○武寿司
 平日10:30までの早朝サービスメニューがあります。

     


たけうち 足立区千住橋戸町50足立市場内 03-3879-2817

 営業時間 6:00-14:00 定休日 日曜・祝日・水曜(市場の閉場日)
 魚河岸食堂の一番奥に、そば・うどんを提供する「たけうち」はあります。
 元々は甘味処だったので「甘味たけうち」の看板が出ています。

     
 

<店外/メニュー>

    
 

<店内/メニュー>

 頭上にお品書き。そば・うどんがメインで、甘味もあります。
 お土産用に「あだち菜うどん」乾麺が置いてあります。

    
 

<ネギマそば>

 歴史は浅く2012年2月から新メニューとしてお目見えした「ネギマそば」600円を注文。
 「ネギマそば」に、れんげが別皿で出てきます。
 乾麺を使っているので蕎麦はそれなり、つゆは薄めでまろやか、美味しい。
 メカジキのハラスが三切、三つ葉、ネギ、足立菜、かまぼこが乗っています。見た目、美しい。
 テーブルに置かれている七味唐辛子は細かく砕かれています。

  


○市場めし とくだ屋 足立区千住橋戸町50足立市場内 03-3879-2805

 特盛ごうか海鮮丼(全国丼グランプリ海鮮丼部門金賞と壁に賞状掲示)が有名な店です。
 店内中国語が飛び交いみなさん定番の海鮮丼を食べていました。
 「かんじょうおねがいします」と日本語で言ったのだけ理解できました。

    

    

<メニュー>
 店前に出ているメニューの下2〜3行は、変わっていく旬のメニューです。
 一番下の「ぶり漬丼」を注文。

    

<ぶり漬丼>
 ぶりの大きな切り身が6つ。脂がのってプリプリで美味い。

   


【場外】

○カフェ食堂みどり 足立区千住橋戸町61 2F 03-3882-7996

 営業時間 6:00-13:30 定休 日曜・祝日
 モーニング 6:00-10:30 モーニングセット600円 朝定食650円
 2階への階段が緑色です。

    


千潮金刀比羅宮 足立区千住橋戸町53足立市場内

 千潮金刀比羅宮(ちしおことひらぐう)は、食堂のすぐ近くにあります。
 往古より祀られていた浮島金毘羅宮(明治20(1887)年に石神井の水天宮を遷座して、水天宮を社名とする)に、
 昭和41(1966)年、足立市場内に祀られていた千潮稲荷社(当初は、大正12(1923)年に伏見稲荷から分霊され汐入に創建)を合祀し、
 千潮金刀比羅宮と改称しています。
 本務社は、素盞雄神社です。

     
 

<玉垣>

 青果業者の玉垣が並びます。

   
 

<石鳥居>

 石鳥居に架かる扁額も石造で「千潮金刀比羅宮」とあります。

    
 

<千潮稲荷>

 鳥居をくぐって左手に、「千潮稲荷」と記された石碑があり、縁起が刻まれています。
 狛狐が左右に祀られています。

   
 

<塚田社記>

 鳥居をくぐって右手に、「塚田社記」(昭和34年1月建立)と記された石碑があります。

    
 

<手水鉢>

 大正13(1924)年銘の手水鉢です。

   
 

<手水鉢>

 文化7(1810)年銘の手水鉢です。

   
 

<暴力追放 交通安全>

 昭和41(1966)年5月銘の石碑です。

  
 

<本殿>

     

    


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