ニコライ堂はコロナ対策で門が閉じられていましたが、聖堂拝観が再開されているので訪問。
「日本ハリストス正教会教團 東京復活大聖堂」の門の右側から入ります。
<東京復活大聖堂(通称ニコライ堂> 国重要文化財
コンドルが工事監督を担当しました。
(説明板)
「昭和三十七年六月二十一日文部省指定
重要文化財
東京復活大聖堂(通称ニコライ堂)
この聖堂は明治十七年三月に起工し工期七年を以って同二十四年に完成したもので、設計者はロシア工科大学教授シチュールポフ博士、工事監督は英国人コンドル博士です。
頂上までの高さ 三五米
建坪 三一八坪
壁厚 一メートル乃至一、六三メートル
日本最大のビザンチン式建築物として知られています。
日本ハリストス正教会教団」
レンガ造なのですが、モルタルを塗って彩色して仕上げているのでレンガ造りには見えない建築物です。
聖堂内の拝観は1週間前の事前予約が必要です。
<主教館>
門を入って右手に主教館があります。
<几号水準点>
主教館の右側の水色の階段の二段目付近の壁に几号水準点があります。
「ニコライ教会堂」(コンドル博士遺作集 コンドル博士記念表彰会 昭和7年)
解説には、露国より送り来れる各図案に基き、構造に意匠に博士の考案を以て設計とあります。
「ニコライ教会堂」(日本之名勝 明治33年)
ニコライ堂の北にある「紅梅坂」です。
(標柱)
「紅梅坂
明治時代に、武家地であったこの地域に駿河台西紅梅町・東紅梅町という町名がつけられました。そのため、この坂道も、紅梅坂と名付けられました。関東大震災後に本郷通りが新設されて分断されるまでは、東側にある幽霊坂と一本の坂道でした。」