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 中野の犬屋敷


○中野の犬屋敷 中野区中野4-8-1

 犬屋敷は徳川五代将軍綱吉が設けた幕府による犬の保護施設で、「お囲い御用屋敷」ともいいました。
 10万頭もの犬が集まり、1年間の総経費は98,000両で、現在の価格では122億5000万円前後となります。
 中野4丁目あたりの旧町名「囲町」はこれに由来します。

 中野区役所入口外左手の植栽に、5匹の成人犬と2匹の子犬の7匹の銅像と説明板があります。

(説明板)
「かこい
 この付近一帯は、徳川五代将軍綱吉の時代(元禄八年=1695)に作られた、「犬小屋」があったところです。
 犬の像は、その歴史を語り伝えようと、東京セントラルライオンズクラブが寄贈したものです。
  1991年10月  中野区」

    

    


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