神明水の森公園
○ けやき広場
○ むくの木広場
○ 標柱「神明水の森公園」
○ 泉の広場
○ 石の広場
○ 風車広場
・神明六木遊歩道碑
六木水の森公園
○ 虹の広場
○ 水車広場
けやき広場は、神明水の森公園の中では、平成30(2018)年3月30日に開園した一番新しい公園です。
垳川の向岸には「大仙寺」(八潮市浮塚)が見えます。
むくの木とトイレがあります。
神明水の森公園(むくの木広場)の南、流山街道沿に、
標柱「神明水の森公園」と「付近公園案内図」が設置されています。
平成泉橋と繋がっている公園です。
公園内に水の流れはありません。池には草が生えています。
日本庭園風に石や岩が配されています。
岩組からかつては落とされていたであろう水と流れは、現在はありません。
騒音が問題となり、風車は撤去され、池は埋立てられました。
風車の力で垳川から水を汲み上げていた水車の残骸は残っています。カワセミがいました。
トイレは煉瓦調です、後方に赤い社殿の東稲荷神社が見えます。
風車広場の垳川近くに、足立区が設置した「神明六木遊歩道碑」があります。
(碑文)
「武蔵野の路
神明六木遊歩道
足立区」
(碑文)
「神明六木遊歩道
足立区と埼玉県八潮市の都県境を流れるこの垳川は 昔 綾瀬川の本流でした
江戸時代以前の綾瀬川は 屈曲が多く 大雨になると附近一帯に大きな災害をもたらしました
そのため 寛永年間(一六二四〜四三)に 内匠新田を起点として新川が開削され綾瀬川はその姿を大きく変えていきました
一方 新川の開削で 支流となった古綾瀬川は 分岐点の内匠新田で堰止められ その後葛西用水の水を取り入れ渕江八ケ村灌漑用水として利用されるようになりました
また 享保十四年(一七二九)には 下流中川との合流点も遮断され 川としての機能は失われてしまいました
以来 この旧河道を「垳」「小溜井」と称していましたが 昭和四十四年一級河川に指定され「垳川」となりました
現在では 用水としての役割も終わり 岸辺に自生した樹木が繁茂し落ち着いた景観を作り出して区民の憩いの場となっています
足立区では この自然環境を大切に保存してゆくために「武蔵野の路」に指定し遊歩道として 後世に残すことにしました
昭和六十二年三月十五日 足立区」
水の森公園の数多の広場の中で、唯一こどもたちが遊んでいた広場です。
唯一、水の流れが確保されている広場です。
水車は回っていません。
道路を隔てたもう一方の広場に煉瓦ラセン塔から水が落とされています。
ぐるぐる回すと螺旋のパイプの上から水が出る手回し水車は故障中の掲示がありました。
大正初期、花畑村では煉瓦土が掘り出されており、
垳川には煉瓦土を八潮の工場(古新田の日本煉瓦製造株式会社潮止工場や大曽根の帝国煉瓦株式会社花畑第二工場など)へ運ぶ船が往来していました。
公園に煉瓦調のオブジェが多い由縁です。