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 ○明治神社 出羽三山供養塔


○明治神社 松戸市上本郷2096-1

 元禄15(1702)年に妙見社と称して創建、千葉氏の守護神である妙見菩薩を祀っていました。
 明治の神仏分離令によって明治神社に改称しています。
 上本郷遺跡の案内板があり、旧石器時代の石器、縄文土器、弥生土器などが発掘されています。
 この地は上本郷台地上にあり、本郷城という城跡とみられます。
 安永4(1775)年銘の出羽三山供養塔があります。
 

<明治神社の獅子舞> 松戸市無形文化財

 (標柱)
   
 

<社号標/一之鳥居/井戸>

 社号標「明治神社」、一之鳥居扁額「明治神社」。参道左手に現代型の井戸。

    
 

<力石>

 公衆電話ボックス前の力石と、階段石に利用されている力石。

   
 

<手水鉢>

 文化3(1806)年銘の手水鉢。

   
 

【参道右手石塔群】
<出羽三山供養塔>

 安永4(1775)年銘の出羽三山供養塔です。
 「月山 湯殿山 羽黒山 大権現」

     
 

<庚申塔>

 出羽三山供養塔の右に庚申塔が3基並んでいます。
 左から、天保2(1831)年、寛政元(1789)年、天明7(1787)年銘です。

   

 道路を背にして、安永6(1859)年の庚申塔、宝永5(1708)年の庚申塔、元文5(1740)年の庚申塔、宝暦4(1754)年の庚申塔
 続いて、嘉永6(1853)年の二十三夜塔、寛政11(1799)年の光明真言塔、不詳石碑とあります。

     
 

<狛犬>

     
 

<社殿>

    

  社殿から参道
  
 

<不詳>

  
 

<石祠群>

 左から、山神宮・嘉永2(1849)年 稲荷明神・延享2(1748)年 雷神宮・文化元(1804)年 富士講碑・不詳
 石祠(不明)・享和元(1801)年 庚申塔・寛延3(1750)年 伊勢講碑・宝暦2(1752)年と並んでいます。
 境内は縄文期の遺跡であり、石祠群の後ろには、貝殻が多く散らばっています。

  
 

○上本郷遺跡

 上本郷遺跡は縄文時代前期〜晩期の遺跡です。
 説明板が明治神社横の道路際に設置されています。

  
 

○マンホール蓋

  


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