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 江戸の暮らし

  ○ 熈代勝覧絵巻


○熈代勝覧絵巻 中央区日本橋室町1-4 三越前駅コンコース

 熈代勝覧絵巻の複製が三越前駅コンコースに平成21(2009)年11月30日に設置されています。
 江戸時代の町人文化に関する解説を記載したパネルも併せてあります。
 88軒の問屋街と行き交う1,671名が描かれています(三井広報委員会の情報)。

    

     

「江戸切絵図」

 熈代勝覧絵巻は、日本橋から今川橋までの日本橋通りの西側が描かれています。

  

<「熈代勝覧」絵巻の設置について>

   

<部分抜粋>

「高札場と日本橋」

 高札場と日本橋部分です。遠景に富士山が見えます。
 日本橋川には、「押送り船」(六挺櫓の高速艇)が見えます。

 高札場の説明
 「高札場 日本橋南詰の西側にある高札場。天下の定めを高札で触れる。
  親子兄弟夫婦仲良くすべしなどの基本法令のうち三つが、この絵に描かれているが、読めるでしょうか。
  天眼鏡で見なければわからない、微細の技、江戸の遊び心です。」

  

   

「日本橋先〜駿河町」

 駿河町の三越まで。
 三越の手前に書物問屋「須原屋市兵衛」が見えます。解体新書を版行した書物屋です。

  

   

   

「十軒店」

 雛人形売りの路頭の茅掛け小屋の始端にお茶漬け屋の「あさひ(朝日)。
 続いて薬種問屋(藤木)、帳面問屋(槌屋)、二八蕎麦饂飩屋(三河屋)。
 そして雛人形問屋(万屋)、雛人形問屋(藤屋)と続きます。
 台車の男が見えます。

  

   

「今川橋まで」

  

   


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