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 池袋東貝塚再発見の地碑


○池袋東貝塚再発見の地 豊島区池袋本町3-21-15

 池袋東貝塚は、明治29(1896)年に考古学者の蒔田鎗次郎により発見された縄文時代の貝塚です。
 付近では池袋西貝塚(現在の氷川神社裏貝塚)も見つかっていましたが、宅地化が進む中で大正時代にはどちらの貝塚も正確な位置がわからなくなっていました。
 平成29(2017)年10月から12月にかけて発掘調査が行われ、縄文時代後期の貝塚であることが判明しています。

<池袋東貝塚再発見の地>

 説明プレートが南投碧山巖寺東京別院入口に設置されています。

   

(碑文)
「池袋東貝塚再発見の地
 平成三十年 豊島区教育委員会」

   

(説明プレート)
「池袋東貝塚は、明治二九(一八九六)年に蒔田鎗次郎により発見された縄文時代の貝塚です。付近では池袋西貝塚(現在の氷川神社裏貝塚)も見つかっていましたが、近隣の宅地化が進む中でしだいに破壊され、すでに大正時代にはどちらの貝塚も正確な位置がわからなくなっていました。
 平成二九(二○一七)年十月、本地点で行われた発掘調査において、地中より貝塚が発見されました。ハマグリやハイガイなどの貝、獣骨や魚骨とともに、縄文時代後期の土器や石器が多数出土しました。消滅したと考えられてきたこの地域の縄文貝塚の実態を示す重要な発見といえます。
  平成三○年  豊島区教育委員会」

  

○南投碧山巌寺東京別院 豊島区池袋本町3-21-15

 台湾の南投にある1852年建立の仏教寺院「碧山巌寺」の東京別院です。
 別院の建て替え工事の際に貝塚が発見されました。

    


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