Discover 江戸史蹟散歩
 
 ひがしん北斎ギャラリー/葛飾北斎像


○ひがしん北斎ギャラリー 墨田区両国4-35-9(東京東信用金庫両国本部)

 「ひがしん北斎ギャラリー」は、平成27(2015)年3月に開所しました。
 東京東信用金庫の北面壁、南面壁、正面、店内(店内は撮影禁止)に葛飾北斎の作品が展示されています。

 令和6(2024)年1月16日、新たに北側に葛飾北斎のブロンズ像が設置されました。

<富士山>

 葛飾北斎の絵の題材となった富士山をアルミエキスパンドメタルの素材で外壁(東側と北側)に描かれています。
 富士山の下に「葛飾北斎像」が設置されています。

    

<葛飾北斎ブロンズ像>

 外壁北側に「葛飾北斎像」が設置されています。

     

    



【正面玄関】

    

【北壁】
「ひがしん北斎ギャラリー」
 
   

「北斎肖像画」

   

「北斎仮宅之図」

    

「関東大震災以前の本所割下水」

    


「絵本隅田川 両岸一覧(中巻)」

  

「両国 納涼 一の橋弁天」
 「半月楼鹿毛麿 不二の雪筑波のしけミ両かけに荷ふてすゝし両国の橋」
 「松斎千代住 たのしさの此うへはなしかたひらの呂をおし通す夕涼舟」
 「虚言皮成 江のしまをこゝにうつせし貝屏風宮の扉をつたふでゞむし」

「無縁の日中」
 「無心亭 生滅の時はわかたし人の花さく両こくの日中の鐘」

    

「新柳橋の白雨 御竹蔵の虹」
 「梅子 袖笠をかふる間もなく柳橋みとりの髪もぬるゝ夕たち」
 「壺山楼高喜 竹蔵の堀にも虹の影見えてはや両こくの橋かとそおもふ」

「首尾松の釣船 椎木の夕蝉」
 「千歌園序文 美しさ松は千とせを延あかり延あかり見る舟のたをやめ」
 「仝詠 時またき見あるく椎の青空にところ定めす蝉のしくるゝ」

「榧寺の高灯籠 御馬屋川岸乗合」
 「戯言皮成 しけりあふ色も萌黄の榧寺に火燭と見ゆる燈籠の影」
 「蜀錦園蔓人 ろのおとに雁こきませてわたし船あとのか先へあかるのり合」

  

    

「駒形の夕日栄 多田薬師の行雁」
 「歌子 むらしくれはれ行あとの夕はへにいさむ月毛の駒かたの舟」
 「貢船窓春風 ものゝふの多田の本尊の名にめててつらをみたさすわたるかりかね」

「大川橋の月 小梅の泊船」
 「延齢堂愛人 香に匂ふ小梅の星の名にめてゝはしのたもとにとまる苫舟」
 「霞樂亭家鳥 山谷ほりさしてこくらし月の船大川はしの秋のよなよな」

「大川橋の月 其二」
 「壺十楼成安 大江戸の自由は月の桂木も材木かしへよする秋の夜」

    


「絵本隅田川 両岸一覧(下巻)」

  

「真崎の神燈 木母寺の鉦鼓」
 「小夜しくれふりさけ見れは神垣をほのかにもれるみつのともし火 和哥浦汐」
 「音も氷るはかりにけふはすミた川雪にうつミし木母寺のかね 遊友館春道」

「橋場の田家 隅田の都鳥」
 「青々園 すめはまた都鳥とて草の戸も春秋を見る月花の門」
 「夜な夜なになれてやともにすみた河隅なき月のみやこ鳥まて 緑亀年」

    

「向島の時雨 花川戸の冬篭」
 「松斎千代住 村時雨雫を木々につたハせて秋葉の猿は蓑ほしけなり」
 「壺鶯楼可知輔 鶯も花かと雪の冬こもり江戸ふしうたふ助六か宿」
 「貢筆庵都世喜 真乳山紅葉の日和見定めて居続はせぬ朝かへりふね」
 「紅葉はのあかりをたてゝ夕くれは客をまつちの山の下茶屋 貢草庵穴丸」

「待乳山の紅葉」

「白髭のキジ松 今戸の夕烟」
 「瑞籬久世 十かへりとうち詠めても十八の君とは見えぬしら髭の松」
 「壺琴楼道成 たえまなき瓦煙に淋しさもしらぬ今戸の秋の夕くれ」

  

    


「富嶽三十六景 御厩河岸より両国橋夕陽見」
「風流隅田川八景 両国の夕照」
「新板浮絵 両国橋夕涼花火見物之図」
「両国夕涼」

  

   

   


【南壁】

    

「新板浮絵三囲牛御前両社之図」
「風流隅田川八景 ミめぐりのせいらん」

  

「東都十二景 ミめぐり」
「東都名所一覧 三囲」

  

「東都十二景 すみだ川」
「風流隅田川八景 梅若の秋月

  

「雪月花 隅田」
「勝景雪月花 東都隅田の月」

  

「風流東都八景 両国の秋月」
「寺島法泉寺詣」

  

「千絵の海 宮戸川長縄」
「富嶽三十六景 隅田川関谷の里」

  


【正面玄関】

「仮名手本忠臣蔵」(北斎)

     

(一段〜十一段)

     

     

    


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